血栓

血栓症とは、何らかの原因で血管の中に血の塊(血栓)ができ、それによって血管が詰まってしまうことをいいます。

正常に血がとどかなくなった部位あるいは臓器は壊れたり(壊死)、正常な機能が失われます。その部位によってさまざまな特徴的な症状が引き起こされます。
血管腫・血管奇形では、大きな静脈奇形やリンパ管奇形などの低流速型脈管奇形による局所(限局性)血管内凝固異常が知られています。血液検査上は、フィブリノーゲンが低下、D-dimer、FDPが上昇します。
血栓を予防する方法は様々ですが、弾性ストッキングなどによって圧迫する圧迫療法も有効です。また抗凝固薬などを使用することもあります。

LIC(局所血管内凝固異常)って、何が起こっているのですか?

血栓症ガイドブック