海綿状リンパ管腫

海綿状リンパ管腫(cavernous lymphangioma)とは、リンパ管腫の中でも、小さな嚢胞(ふくろ)によってスポンジ状(海綿状)に膨らんだものを指します。

皮下にびまん性に腫脹がみられる以外は目立った症状は出ませんが、時々、内出血や感染、または感染ではないリンパ管炎のような状態(非化膿性炎症)が起こり、疼痛、腫脹を起こします。

治療は嚢胞状(大きな嚢胞)リンパ管腫と同じですが、硬化療法の効き目が嚢胞状よりも低いと言われています。