小児科

小児科、小児科学(pediatrics)は、新生児から思春期(だいたい15歳、中学3年生頃まで)を対象として診療・研究を行う臨床医学の一つの分野です。

小児期に発生する、様々な臓器の病気を診るだけでなく、成長、発達、予防接種、学校教育、難病研究、地域医療など、様々な役割を果たします。

血管腫・血管奇形の多くが小児期に発生するため、小児科医が最初に診断したり、現在は薬物療法まで行います。そのため、診断する能力やマネジメント力が必要です。またレーザー治療や手術など、他の診療科に治療を依頼することも多いため、連携ができる体制作りが必要です。

専門施設を探すときには、小児科だけでなく形成外科、小児外科、皮膚科など別の科とつながりがあるか、専門的な治療を受けられるかをポイントにするとよいでしょう。