医師主導治験

医師主導治験とは、医師自ら企画・立案して、実施するタイプの治験を指します。治験の大きな目的な新薬、未承認薬の効果を実証し、薬事承認を得ることです。通常は、企業が治験を行うことが多いですが、増大なコスト、マンパワーがかかる上、採算性が合わない希少疾患などに対しては、なかなか開発が進みません。そうした場合に、医師、研究者が自ら治験を行い、医薬品を開発できるようになり、最近は医師主導治験の実施件数が増えてきています。

しかし、最終的な承認に辿り着くまでには様々なハードルがあります。治験薬提供者(企業)との連携、研究費の獲得(これが本当に大変)、治験の実施、まとめ、PMDAへの承認申請などを乗り越えて、難病患者さんのもとに薬が届くようになります。

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