原発性リンパ浮腫

原発性リンパ浮腫とは、リンパ管の先天的低形成・無形成や機能不全により、四肢、特に下肢を中心にリンパうっ滞(浮腫)を発症し、慢性的に進行する疾患です。

原発性リンパ浮腫は、癌手術におけるリンパ節隔清等の何らかの誘因後に発症する二次性リンパ浮腫と区別されます。原発性リンパ浮腫は、先天性、早発性、遅発性の3つのタイプに分類されます。リンパ浮腫は、リンパの流れが滞り、手足などにむくみが生じる疾患です。

小児慢性特定疾病のひとつに指定されています。

原発性リンパ浮腫(小児慢性特定疾病)