咽頭部静脈奇形

咽頭部静脈奇形(laryngopharyngeal venous malformation)とは、頭頚部の中でも舌根部や咽頭部に病気が及んでいる静脈奇形を指します。

気道閉塞により、睡眠時無呼吸症候群などを伴うことがあり、日中の眠気やイビキの指摘などがあります。また出血や嗄声、嚥下障害や呼吸障害のリスクもありますが、小さい場合はほとんど症状がありません。

症状が無ければ経過観察となりますが、症状がある場合は硬化療法を行うことが一般的です。また漢方など薬物療法も適応になる場合があります。