静脈奇形

静脈奇形(venous malformation;VM)は、海綿状血管腫とも呼ばれる血管奇形のひとつで、主に生まれつき静脈が海綿状または袋状(嚢胞)に拡張して、そこに血液が貯まる病気です。

血管奇形(脈管奇形)の中で最も多く、ほとんどが単発で全身のどこにでも起こりますが、頭頸部(頭、顔面、口腔、首など)に起こりやすいです。皮膚や軟部組織だけでなく、骨やお腹の臓器にも起こることがあります。大きさもそれぞれで、境界が明瞭な単発の病変から、多発する病変、あるいは広範囲に広く浸潤する病変(びまん性と呼ぶ)があります。HP内で詳細に説明しているので、そちらを御覧ください。

静脈奇形(海綿状血管腫)

最近は、シロリムスが著効することがわかり、日本で治験が行われ、2024年1月に薬事承認されました(ノーベルファーマHP内の一般、患者様向けのコンテンツ)。

(最終編集:2026211日)