2025.11.12
KP-001(新しい治療薬)の治験結果が発表されました!
科研製薬が開発を進めている「KP-001」(セラベリシブ)という新しい薬の治験の速報が報告されました。
KP-001は、PI3K阻害剤といい、静脈奇形、リンパ管奇形、クリッペル・トレノネー症候群などの難治性脈管奇形への効果が期待されています。なぜなら、これらの病気は、PIK3CA遺伝子というものに異常が起こっている(活性化している)と言われていて、この薬はその異常な活性化を抑えると言われているからです。
問題は、きちんと病気に効くのか、副作用がどのくらいあるかを国内の治験で試され(検証され)、その結果、十分な効果があるということが示されたのです。
詳しい結果はまだこれから学会や論文などで公表されますが、ひとまずこの薬が今後、市場に出るために、厚生労働省への申請準備に入るというお知らせでした。またこちらでも