露出部

項目 内容
日本語名 露出部
英語名 Exposed part(Sun-exposed area)
略語
読み方 ろしゅつぶ
カテゴリ 3、乳児血管腫

露出部とは、衣服や帽子・マスクなどで覆われず、日常的に外部に見えている(露出している)体の部位を指します。医療・皮膚科の領域では「外から見える部位=整容的(美容的)に重要な部位」という意味合いで使われることが多く、具体的には顔面(額・鼻・口唇・耳など)・頸部・前腕・手背(手の甲)などが挙げられます。

【乳児血管腫の治療方針における「露出部」の重要性】

乳児血管腫において「露出部に生じた病変」は、積極的な治療の対象となる条件の一つです。日本のガイドラインや国際的な治療指針でも、以下の条件に当てはまる場合は早期治療が推奨されています。

顔面・頸部(露出部)の大きな病変:退縮後も後遺症(瘢痕・皮膚変化・毛細血管拡張)が残りやすいため ・目・鼻・口周囲:視覚・呼吸・哺乳などの機能に影響するため ・鼻尖部(鼻の先端)の病変:退縮後も「鼻の先端変形(Cyrano nose)」と呼ばれる変形が残りやすいため

露出部の病変は整容面での影響が大きいだけでなく、患者さん・ご家族の精神的・心理的な負担にもつながります。皮膚科・形成外科への早期相談・早期治療開始が推奨されます。

| 備考 | 同じ大きさの病変でも、露出部(顔面など)か非露出部(体幹など)かによって、治療の必要性・緊急性の判断が異なる。乳児血管腫の「IH Referral Score(紹介基準スコア)」でも病変の部位・露出部かどうかは重要なスコア項目 |

https://cure-vas.jp/list/infantile-hemangioma/ 乳児血管腫の治療法を教えてください。

【関連情報】

項目 内容
関連用語 乳児血管腫、瘢痕化、後遺症、整容(美容的)問題、顔面血管腫、IH Referral Score
関連薬剤 プロプラノロール(ヘマンジオル®)、局所プロプラノロールゲル、パルス色素レーザー
関連検査 視診・写真記録、眼科検査(眼周囲病変の場合)、超音波検査

(最終編集:2026226日)