ワクチン

項目 内容
日本語名 ワクチン
英語名 Vaccine
略語
読み方 わくちん
カテゴリ 10、シロリムス

ワクチンとは、特定の病原体(ウイルス・細菌)の抗原成分を人体に接種することで、実際の感染症にかかる前に免疫記憶(抗体・細胞性免疫)を獲得させ、感染症を予防・重症化を防ぐ生物学的製剤です。生ワクチン(弱毒化した病原体を含む)・不活化ワクチン(死滅・成分のみの病原体を含む)・mRNAワクチンなど複数の種類があります。

 

【シロリムス使用中のワクチン接種の注意点】

シロリムス(ラパリムス®)は免疫抑制作用を持つ薬剤であるため、ワクチン接種に際して以下の点に注意が必要です。

ワクチンの種類 シロリムス使用中の対応
生ワクチン(麻疹・風疹・水痘・おたふくかぜ・BCGなど) 原則禁忌(接種してはいけない):免疫抑制状態での生ワクチン接種は、ワクチン由来感染(ワクチンウイルスが増殖してしまう状態)を引き起こす危険がある
不活化ワクチン・mRNAワクチン(インフルエンザ・肺炎球菌・新型コロナウイルスなど) 接種可能だが、免疫反応が低下するため効果が十分でない場合がある

シロリムス開始前には、定期接種ワクチンの接種状況を確認し、未接種のワクチン(特に生ワクチン)はシロリムス開始前に接種しておくことが推奨されます。また家族・同居者への生ワクチン接種の影響(接種後のウイルス排泄など)についても主治医に確認することが大切です。

 

| 備考 | シロリムス使用中に生ワクチン(水ぼうそう・麻疹・おたふくかぜなど)を接種した場合、重篤なワクチン由来感染症を引き起こすことがある。接種前には必ず主治医に相談・確認すること |

https://cure-vas.jp/sirolimus/ シロリムスについて教えてください。

【関連情報】

項目 内容
関連用語 生ワクチン、不活化ワクチン、免疫抑制、シロリムス(ラパリムス®)、日和見感染、予防接種
関連薬剤 シロリムス(免疫抑制剤として)
関連検査 ワクチン抗体価測定(効果の確認)、血液検査(免疫機能評価)

(最終編集:2026226日)