整形外科

日本語名

整形外科

英語名

Orthopedics

略語

読み方

せいけいげか

カテゴリ

1、血管腫・血管奇形と診断された方へ

整形外科(orthopedics)とは、骨、関節、筋肉、腱、靭帯、神経など、身体の運動器(運動に関わる器官)の疾患や外傷を専門的に診療する外科系の診療科です。骨折や脱臼の治療、関節疾患(変形性関節症、関節リウマチなど)、脊椎疾患、スポーツ外傷、先天性の骨・関節異常などを扱います。

【血管腫・血管奇形における整形外科の役割】
血管腫・血管奇形では、以下のような場合に整形外科が関わることがあります。
・筋肉内静脈奇形:筋肉の中にのみ存在する静脈奇形は、皮膚表面には病変がないため外からは判断できず、小児期や成人になってから四肢の痛みで発症し、整形外科で見つかることがあります。
・脚長差(下肢長差):クリッペル・トレノネー症候群やパークスウェーバー症候群など、過成長を起こす疾患では、一方の足が他方より長くなることがあります。歩行の不均等、姿勢の問題、腰痛、膝痛、股関節痛などを引き起こす可能性があり、身体の測定やX線検査で評価します。軽度の場合は経過観察、重度の場合は骨延長・短縮手術や補高靴などの治療が必要になることがあります。
・関節拘縮:静脈奇形やリンパ管奇形などによって関節を動かす機会が減少すると、関節が硬くなり、動きが制限されることがあります。リハビリテーションや装具療法などを行います。
・骨病変:ゴーハム病(消失性骨疾患)やリンパ管腫症では、骨が溶けて消失することがあり、整形外科的な評価と治療が必要となります。

形成外科(plastic surgery)とは異なる診療科である。形成外科は皮膚や軟部組織の形態・機能を扱い、整形外科は骨・関節・筋肉などの運動器を扱う。 

【関連情報】
関連用語:脚長差、関節拘縮、筋肉内静脈奇形、形成外科、小児科、小児外科、リハビリテーション
関連疾患:クリッペル・トレノネー症候群、パークスウェーバー症候群、ゴーハム病、筋肉内静脈奇形
関連治療:骨延長術、骨短縮術、装具療法、リハビリテーション

https://cure-vas.jp/beginners/

(最終編集:2026214日)