脈管異常

項目 内容
日本語名 脈管異常
英語名 Vascular anomaly
略語
読み方 みゃっかんいじょう
カテゴリ 2、疾患の分類、全体像

脈管異常(vascular anomaly)とは、血管(動脈・静脈・毛細血管)やリンパ管の発生・発達における異常によって生じる疾患群の総称です。「脈管(みゃっかん)」とは血管とリンパ管の両方を含む言葉であり、「血管腫・血管奇形」という従来の呼び方よりも広い概念として使われています。

【脈管異常の分類体系】

脈管異常は、国際血管腫・脈管奇形学会(ISSVA:International Society for the Study of Vascular Anomalies)が定める分類体系によって整理されています。大きく2つのカテゴリーに分けられます。

カテゴリー 内容 代表的な疾患
脈管性腫瘍(血管腫) 細胞が増殖する腫瘍性の病変 乳児血管腫、KHE、房状血管腫など
脈管奇形 血管・リンパ管の構造異常(腫瘍ではない) 毛細血管奇形・静脈奇形・リンパ管奇形・動静脈奇形・混合型など

以前は「血管腫」という言葉が腫瘍・奇形を問わず広く使われていましたが、現在では「自然に大きくなって退縮する腫瘍(血管腫)」と「先天的な血管・リンパ管の構造異常(血管奇形・脈管奇形)」を明確に区別することが重要とされています。

本サイト「cure-vas.jp」の名称(cure-VAS)の「VAS」はこの「Vascular Anomaly(脈管異常)」に由来しています。

| 備考 | 「脈管異常」は比較的新しい概念・用語であり、一般には「血管腫・血管奇形」という言葉のほうが馴染みがある場合も多い。医療機関や専門家の間ではISSVA分類に基づいた「脈管異常」という用語が標準的に用いられている |

https://cure-vas.jp/list/ 疾患の見分け方を教えてください。

【関連情報】

項目 内容
関連用語 脈管性腫瘍、脈管奇形、ISSVA分類、乳児血管腫、血管奇形、混合型脈管奇形
関連薬剤
関連検査

(最終編集:2026224日)