ラパマイシン

項目 内容
日本語名 ラパマイシン
英語名 Rapamycin
略語
読み方 らぱまいしん
カテゴリ 10、シロリムス

ラパマイシンとは、シロリムスの別名(旧名称) です。1972年にイースター島(現地語名:ラパヌイ島)の土壌から発見された放線菌(Streptomyces hygroscopicus)が産生する天然の抗生物質で、強力な免疫抑制作用と細胞増殖抑制作用を持ちます。発見された島の名前に由来して「ラパマイシン(Rapamycin)」と命名され、その後の研究でmTOR(哺乳類ラパマイシン標的タンパク:mammalian target of rapamycin)阻害剤として作用することが明らかになりました。

【「シロリムス」と「ラパマイシン」の関係】

ラパマイシンは国際一般名(INN)では「シロリムス(sirolimus)」と呼ばれます。日本での承認品名は「ラパリムス®(Rapalimus®)」です。

名称 用途
ラパマイシン 最初の学術的・研究的名称(旧名)
シロリムス(sirolimus) 国際一般名(INN)、医療・処方での正式名称
ラパリムス® 日本での商品名(錠剤・顆粒)

脈管異常の分野では「シロリムス」と「ラパマイシン」はまったく同じ薬を指します。医学論文や患者会・インターネット上では「ラパマイシン」という名称が使われることも多いため、どちらも同じ薬であることを理解しておくと情報収集に役立ちます。

| 備考 | mTORという名称の「mammalian target of rapamycin(ラパマイシンの哺乳類における標的)」はラパマイシンの作用から命名されたもの。ラパマイシン→mTOR→シロリムスの順に概念が発展してきた |

https://cure-vas.jp/sirolimus/ シロリムスについて教えてください。

【関連情報】

項目 内容
関連用語 シロリムス、mTOR、PI3K/AKT/mTOR経路、ラパリムス®、免疫抑制剤
関連薬剤 ラパリムス錠®・顆粒(シロリムス製剤)
関連検査 シロリムス(ラパマイシン)血中濃度測定