副作用

項目 内容
日本語名 副作用
英語名 Side effects
略語
読み方 ふくさよう
カテゴリ 1、血管腫・血管奇形と診断された方へ

副作用とは、薬剤を使用した際に、本来の治療目的以外に生じる好ましくない作用のことをいいます。すべての薬は何らかの副作用を持つ可能性があり、副作用が生じるかどうか・程度は、薬の種類・用量・患者さん個々の体質・年齢・合併疾患・他薬との飲み合わせなどによって異なります。副作用は軽微なものから、適切な対処が必要なもの、まれに重篤なものまで幅広くあります。

【血管腫・血管奇形の主な治療薬と代表的な副作用】

薬剤 代表的な副作用
プロプラノロール(乳児血管腫) 低血糖、徐脈、低血圧、気管支攣縮、下痢
シロリムス(脈管異常全般) 口内炎、ざ瘡様皮疹(ニキビ)、高脂血症、感染症リスク上昇、間質性肺疾患
ステロイド(副腎皮質ステロイド) 成長障害、骨粗鬆症、満月様顔貌、高血糖、免疫低下
ビンクリスチン(KHEなど) 末梢神経障害、便秘・腸閉塞、骨髄抑制、脱毛
低分子ヘパリン(抗凝固療法) 出血傾向、ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)

【副作用が起きた際の対処の考え方】

副作用の多くは用量調整・対症療法によって管理可能ですが、重篤な副作用(間質性肺疾患・アナフィラキシーなど)が疑われる場合はすみやかに主治医に連絡することが重要です。「副作用が怖いから自己判断で薬をやめる」ことは危険な場合もあるため、気になる症状は必ず主治医・薬剤師に相談してください。

| 備考 | 副作用情報は各薬剤の添付文書に詳細が記載されている。特にシロリムス(ラパリムス)では口内炎が最も頻度の高い副作用であり、口腔内ケアの指導が重要 |

https://cure-vas.jp/sirolimus/ シロリムスについて教えてください。

【関連情報】

項目 内容
関連用語 添付文書、有害事象、禁忌、用量調整、血中濃度、口内炎(シロリムス)、低血糖(プロプラノロール)
関連薬剤 シロリムス、プロプラノロール、ステロイド、ビンクリスチン、低分子ヘパリン
関連検査 血液検査(各薬剤の副作用モニタリング)、シロリムス血中濃度測定

(最終編集:2026223日)