2026.02.24
保険適用の矯正歯科治療
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日本語名 | 保険適用の矯正歯科治療 |
| 英語名 | Insurance-covered orthodontic treatment |
| 略語 | ― |
| 読み方 | ほけんてきようのきょうせいしかちりょう |
| カテゴリ | 12、繋がるためのコンテンツ |
矯正歯科治療(歯並びや噛み合わせを整える治療)は、一般的には審美目的と見なされ、公的医療保険(健康保険)が適用されない自費診療となります。しかし、特定の疾患や状態に該当する場合には、例外的に公的医療保険が適用され、費用の一部が保険でまかなわれます。
【保険適用となる主な条件】
矯正歯科治療に公的医療保険が適用されるのは、以下のような場合です。
・顎の外科手術(顎変形症)との併用:外科的矯正治療として、手術前後の矯正治療に保険が適用されます。
・先天性疾患(口唇口蓋裂など):唇顎口蓋裂、鎖骨頭蓋異形成、ダウン症候群など、厚生労働省が定める58の先天性疾患に伴う歯科矯正治療。
・小児慢性特定疾病・指定難病に伴う歯科矯正:一部の脈管異常(静脈奇形、リンパ管奇形など)が顎骨・口腔・顔面部に発生し、咬合(噛み合わせ)・摂食・嚥下機能に影響する場合、保険診療としての矯正治療が認められることがあります。
【脈管異常と矯正歯科治療の関係】
顔面や口腔内に発生した静脈奇形・リンパ管奇形・毛細血管奇形、またはクリッペル・トレノネー症候群などの混合型脈管奇形では、病変が口唇・舌・顎骨・歯肉などに及ぶと、歯列不正・開咬・顎変形・摂食困難などを引き起こすことがあります。このような場合、形成外科・口腔外科・矯正歯科が連携した集学的治療の一環として、保険適用の矯正治療が検討されることがあります。
【手続き】
保険適用となるかどうかは、疾患の種類・歯科医師の診断・治療計画の内容によって異なります。担当の主治医や口腔外科・矯正歯科の専門医に相談し、保険適用の可能性と申請方法を確認することをお勧めします。
| 備考 | 保険適用となる矯正歯科治療は、「顎口腔機能診断施設」として認定された医療機関でのみ実施可能。事前に対応施設かどうかを確認すること |
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【関連情報】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 関連用語 | 自立支援医療費制度、小児慢性特定疾病、指定難病、高額療養費制度、顎変形症、医療ソーシャルワーカー |
| 関連薬剤 | ― |
| 関連検査 | 口腔内写真、X線(パノラマ・セファロ)、歯科矯正に関する診断書 |
(最終編集:2026年2月23日)