2026.02.26
露出部
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日本語名 | 露出部 |
| 英語名 | Exposed part(Sun-exposed area) |
| 略語 | ― |
| 読み方 | ろしゅつぶ |
| カテゴリ | 3、乳児血管腫 |
露出部とは、衣服や帽子・マスクなどで覆われず、日常的に外部に見えている(露出している)体の部位を指します。医療・皮膚科の領域では「外から見える部位=整容的(美容的)に重要な部位」という意味合いで使われることが多く、具体的には顔面(額・鼻・口唇・耳など)・頸部・前腕・手背(手の甲)などが挙げられます。
【乳児血管腫の治療方針における「露出部」の重要性】
乳児血管腫において「露出部に生じた病変」は、積極的な治療の対象となる条件の一つです。日本のガイドラインや国際的な治療指針でも、以下の条件に当てはまる場合は早期治療が推奨されています。
・顔面・頸部(露出部)の大きな病変:退縮後も後遺症(瘢痕・皮膚変化・毛細血管拡張)が残りやすいため ・目・鼻・口周囲:視覚・呼吸・哺乳などの機能に影響するため ・鼻尖部(鼻の先端)の病変:退縮後も「鼻の先端変形(Cyrano nose)」と呼ばれる変形が残りやすいため
露出部の病変は整容面での影響が大きいだけでなく、患者さん・ご家族の精神的・心理的な負担にもつながります。皮膚科・形成外科への早期相談・早期治療開始が推奨されます。
| 備考 | 同じ大きさの病変でも、露出部(顔面など)か非露出部(体幹など)かによって、治療の必要性・緊急性の判断が異なる。乳児血管腫の「IH Referral Score(紹介基準スコア)」でも病変の部位・露出部かどうかは重要なスコア項目 |
https://cure-vas.jp/list/infantile-hemangioma/ 乳児血管腫の治療法を教えてください。
【関連情報】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 関連用語 | 乳児血管腫、瘢痕化、後遺症、整容(美容的)問題、顔面血管腫、IH Referral Score |
| 関連薬剤 | プロプラノロール(ヘマンジオル®)、局所プロプラノロールゲル、パルス色素レーザー |
| 関連検査 | 視診・写真記録、眼科検査(眼周囲病変の場合)、超音波検査 |
(最終編集:2026年2月26日)