2026.02.24
副作用
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日本語名 | 副作用 |
| 英語名 | Side effects |
| 略語 | ― |
| 読み方 | ふくさよう |
| カテゴリ | 1、血管腫・血管奇形と診断された方へ |
副作用とは、薬剤を使用した際に、本来の治療目的以外に生じる好ましくない作用のことをいいます。すべての薬は何らかの副作用を持つ可能性があり、副作用が生じるかどうか・程度は、薬の種類・用量・患者さん個々の体質・年齢・合併疾患・他薬との飲み合わせなどによって異なります。副作用は軽微なものから、適切な対処が必要なもの、まれに重篤なものまで幅広くあります。
【血管腫・血管奇形の主な治療薬と代表的な副作用】
| 薬剤 | 代表的な副作用 |
|---|---|
| プロプラノロール(乳児血管腫) | 低血糖、徐脈、低血圧、気管支攣縮、下痢 |
| シロリムス(脈管異常全般) | 口内炎、ざ瘡様皮疹(ニキビ)、高脂血症、感染症リスク上昇、間質性肺疾患 |
| ステロイド(副腎皮質ステロイド) | 成長障害、骨粗鬆症、満月様顔貌、高血糖、免疫低下 |
| ビンクリスチン(KHEなど) | 末梢神経障害、便秘・腸閉塞、骨髄抑制、脱毛 |
| 低分子ヘパリン(抗凝固療法) | 出血傾向、ヘパリン起因性血小板減少症(HIT) |
【副作用が起きた際の対処の考え方】
副作用の多くは用量調整・対症療法によって管理可能ですが、重篤な副作用(間質性肺疾患・アナフィラキシーなど)が疑われる場合はすみやかに主治医に連絡することが重要です。「副作用が怖いから自己判断で薬をやめる」ことは危険な場合もあるため、気になる症状は必ず主治医・薬剤師に相談してください。
| 備考 | 副作用情報は各薬剤の添付文書に詳細が記載されている。特にシロリムス(ラパリムス)では口内炎が最も頻度の高い副作用であり、口腔内ケアの指導が重要 |
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【関連情報】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 関連用語 | 添付文書、有害事象、禁忌、用量調整、血中濃度、口内炎(シロリムス)、低血糖(プロプラノロール) |
| 関連薬剤 | シロリムス、プロプラノロール、ステロイド、ビンクリスチン、低分子ヘパリン |
| 関連検査 | 血液検査(各薬剤の副作用モニタリング)、シロリムス血中濃度測定 |
(最終編集:2026年2月23日)